日本の高校卒業後、海外の大学への進学を決めた経緯
みんなの行くレールを走っていいのかという迷い
私は17,18歳の時、進路を迷っていた。
そして迷った挙句、何を血迷ったのか、海外の大学に行くことに…
高校2年生になってからは、周りはみんな受験勉強だなんだって忙しくなってきて、みんな予備校に通い始めた。
私も予備校に行って、普通に日本の大学を受験するつもりだった。高2の夏、バイトをやめて予備校に行こうと考えた。そしてバイトをやめた。と同時に、どの大学を受験したいのか、考えていた。
でも、大学ってみんな当たり前のように行くけど (もちろん就職する子も何人かはいたけど)、みんな将来何になりたくて行くんだろう?大学で何を学びに行くんだろう?
ん??私は将来何になりたいんだろう????
って何日も何日も考えた。結局その時はよく分からなくて、「薬剤師になりたい」とかハッキリとした明確な夢を持った子が羨ましかった。
私は英語が好きで海外が好きだから、海外と関わる仕事かなーと漠然とした考えしかなかった。
中学では塾に通って高校受験、高校では予備校に通って大学受験、そのあとは黒いスーツを着て就活…本当にただただ敷かれたレールを歩めばよいのだろうか?
観光学部を発見
大学に行けばその後の就職に役立つだろうという考えのもと、とにかくまず色々な大学のホームページを見て、どんな学部があるのかを見た。
・国際経営学部
・英文学部
・社会学部
・観光学部 …etc
高校が国際的な高校で、英語教育に力を入れてる学校だったから、まず英語とか海外に関係してる学部がいいなーってなんとなく思った。
観光学部…へー珍しいな。旅行が好きだから、こういう学部で学んで将来観光関連の仕事もいいんじゃないか…?と考え始めた。よし、それでいこう、と。
あれ、でも観光学部があるのってここら辺だと私立だけじゃん!高いじゃん!
地方はどうだろう?…でも実家から離れて一人暮らしじゃ、国公立の大学でもお金がプラスでかかるじゃん!しかもやっぱり観光学部ってあんまりメジャーじゃないから、なかなかないな。。
海外の大学という選択肢の発見
その時なんとなーく、海外の大学にも観光学部ってあるのかな??って調べてみた。
そしたら海外では結構観光学はメジャーで、特にオーストラリアは観光大国だからか発展してるらしいことが分かった。その時ピーンと来た。日本の大学じゃなくてもいいんじゃないか?と。
日本の大学で観光学部に行っても、結局私立だったり一人暮らしだったりで、お金かかるんだったら、海外の大学に行っても然程お金変わらないのでは、と。(結局は海外の大学の方がやはり高かったは高かったけれど…)
そこからは、親に頼み込んだ。海外の大学に行かせてください!!…と笑
そして、どうにかこうにか何とか話がついた後、どの国に行くかを最終決定。
目的地はオーストラリア🐨に決まった。
(なぜ最終的にオーストラリアにしたかは、別記事で!)
気になる学部があったこと、そしてもう一つ、海外に行きたかった理由…
観光学部がオーストラリアでメジャーだったことも、海外の大学進学を後押しした要素の一つ。あともう一つ、日本の大学に行くことへの不安があったことも大きな要因。
日本の大学は、入ってしまえば後は楽って聞いていた。もちろん真面目な生徒は大学でも勉強するし、自ら色々なことに取り組んで有意義にするんだろう。きっと本人次第なのは分かってはいた。それでも、やっぱり「入ってしまえば楽」と言われてる日本の大学に自分が行って、ましてや将来のビジョンも定まらない自分が日本の大学で意味を見出せるのだろうか、みんなと同じレールで走ってて、何か就活までにみんなとは違う秀でたものを身に着けられるのだろうか…という不安があった。
それだったらせめて、海外に行って英語はペラペラにして帰ってきて、英語だけでも胸張って得意ですって言えるようにしたい。
そして私は高校卒業後、約3年半(オーストラリアは大学は4年制ではなく3年制のため。+語学学校の期間半年)オーストラリアで沢山のことを学んだ。
日本人でも日本の大学に入ってから短期の交換留学をする学生は大勢いるが、海外の大学に正規で進学する学生は少ない。人と違う行動をすることを恐れずに、自分の道を歩むことが大切!